よろしくお願いします。
(さて、今日はあのぉ、安倍晋三さんとともにですね、これからの日本はどうあるべきか、これを考えてまいりたいと思いますね。)
(太平洋戦争後、敗戦の混乱のなか、日本国憲法は、制定されました。)
(まぁいまねぇ、いま改訂論議がさかんですけれども。まぁ、安倍さんと言えば、このぉ、憲法というイメージがすごいつよいんですけども。このあたり、いまの日本国憲法についてはどうお考えなんでしょうかね?)
あのぉ、まぁ、日本国憲法についてですね、現行憲法ですね、現行憲法は、わたしはずっと改正論者だったんですが、3つ理由があるんですね。
第1点めは、まぁ、制定過程。ええ、大東亜戦争に負けて、日本が占領下にあるときにですね。ええ、これは進駐軍がつくった憲法ですね。マッカーサーが原則を示したとおりの幣原喜重郎内閣に憲法作成を命じたんですが、その原案がですね、毎日新聞によってスクープされたんですね。2月の1日に。昭和21年2月の1日。それを見て、マッカーサーが「これは、俺が考えてる憲法とはちがう」と。「もう君たちにはまかせられない。GHQでつくれ」と言ってですね、民政局長のホイットニー准将に指示をして、そしてホイットニーが2月の4日にねケーディスという次長をよんで、25名の委員を決めたんですね。
25名の委員というのは、たまたまそこに居た人たちなんですよ。べつに憲法の専門家でもなくて、「あ、きみ、あ、きみ」とか言って。適当に決めたわけですね。
で、「2月の12日までに、憲法をつくれ」といったんですよ。
言われたほうもびっくりしますよね。「もう、2月の4日なのに、あと8日しかないじゃないか」。「なんで2月の12日なんですか?」って聞いたらね。ホイットニーがこういったんですよ。
「2月の12日というのは、リンカーン大統領の誕生日。その誕生日にあわしてつくれ」といって、みんなびっくりしたんですが、じっさいに、つくった。たった8日間でできあがったのがあたしたちの憲法ですね。
まぁ、「できたものがよければいいじゃないか」って人がいるんですが、あたしたちの基本法ですよね。これやっぱりおかしいでしょ。
2番めはですね、もう憲法ができて60年以上たってますよね。時代にそぐわない条項があります。あたらしい価値もうまれてきましたね。
ええ、そういうなかにおいてですね、ええ、21世紀にふさわしい憲法をつくっていくべきだ。
で、3点めなんですがね。やっぱりあたしたちの憲法なんですから、「わたしたち自身が変えていく」、この精神こそがわたくしはあたらしい時代をきりひらいていく、と、わたしはそう信じていますよね。
(とくにやっぱり憲法9条のことがいちばん話題になるんですが、この9条に関しては安倍さん、なにが問題だと?)
あのぉ、国が存立していく上に置いてですね、たいせつなものはなにか。これ、安全保障ですね。国の安全というのが、国民の命、子どもたちの未来がかかっていますね。
この安全をまもる軍隊について、ええ、明確な記述がない。むしろ逆にですね、「そういうものはもたないんだ」ってことが書いてますね。交戦権も無い、と否定をされています。これではやはり、おかしいですね。
ちゃんと、日本国をまもるための軍隊に対して、ええ、ついて、ちゃんと記述がなされている。それによって、ええ、当然、シビリアンコントロールもですね、きちっとしたものになっていくわけですから。当然、憲法9条をかえて、自衛隊の存在をちゃんと明記していくべきだろうと、思いますね。
(ま60年以上もまえの政治情勢をもとにしている憲法はやっぱ、時代にそぐわないと思うんですけど。まぁあのぉ、いちばんですねぇ、まぁ、このタイミングで憲法改正が必要と考えるのはどうしてですか?)
ええ、そもそも、ま、日本はですね、ま、明治時代の欽定憲法、これがまさに、うえからふってきた憲法という受け止め方ですね。
そして、現行憲法というのはGHQが書いた憲法ですよ。マッカーサーによってあたえられた。
で、いまこそですね、やっぱりあたしたち自身の手で書いていく、ええ、ことによってですね、いまグローバルなこの世界のなかにおいてですね、ほこれる日本をつくっていくというのは、あたしはつながっていくんだろうと思いますね。
でぇ、あの、先般の、東日本大震災がありましたね。緊急事態に対する条項って言うのが書いてないですね、なかった。これは、当然ですね、その後の民主党政権の、管政権のですね、対応のまずさというのもあったんですが、根本的にですね、そういう緊急事態、ええ、対応ができない、ということのもとはですね、やっぱり憲法にその記述がないということも、わたしはあるんだろうなと思いますね。
(憲法を改正しないと日本にどのような不利益があるっていうことなんでしょう?)
たとえば、まず、憲法の前文にね、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」とこう書いてあるんですね。
ふつうの国の憲法はですね、「あたしたちの国民の命、財産は断固としてまもる」という決意が書いてあるんですよ。
日本国の憲法の前文には、なんとですね、それを「諸外国の人たちにおまかせしますよ」と書いてある。
よく、ええ、外務省の外交がですね、「自主性がない」とかですね「主張してない」、あたりまえですよ。「そういうことしちゃいけない」って前文に書いてあるんですから、そのとおりに外務省の諸君はやっていると、いっても、いんじゃ、ないですか?
あのぉ、それによって、たとえばですね。
横田めぐみさん、13歳の少女が拉致をされた。彼女をとりもどすために、なにができるか。北朝鮮で生存が確保されても、それを取り返しにいくという手段をわたしたちはもってない。これ、やっぱ、憲法なんですよ。
(まぁ、あのぉ、首相の在任中にそのぉ、安倍さんは国民投票法を成立させましたけれども。いま憲法改正をさまたげている原因ってのは、なんだとお考えですか?)
さまたげている原因の1つはですね、やはり、これは、ま、2/3条項というのがありましてね。憲法改正のため、まぁ、96条ですね。ええ、国会の発議をするためには、国会議員の2/3で賛成をしなければ、だめなんですね。
でまぁ、「だからもう無理だろう」とはなからみんな思ってしまっている。ええ、真剣に考えてこなかった。その原因は、やはりこの2/3だと思うんですよ。
むしろ、国民の手に取り戻すためにはですね、これを変えて、2/3を1/2にかえる。1/2に変えたうえにおいて、国会で発議をされたら、国民投票にふす。
これでも、国会、そして国民投票、2段階ですから。あのぉ、そもそも、2/3がなければ国民投票すらしない、というね、このたてつけはおかしいですよ。
(憲法9条は安倍さんはどうあるべきだと思われてますか?)
憲法9条は、第1項についてはそのままでもいいと思うんですが、第2項についてですね、ええ、自衛隊、えぇまぁまっ、たとえば自衛軍でもいいでしょうけども、ええ、その存在を軍隊としてみとめて、その最高指揮官は、ええ、総理大臣であると。そして目的としてですね、日本をまもり、かつまた国際社会の平和と安定のために、貢献をするということを書きこんでいくことがたいせつでしょうね。
ま、すでに、ええ、自民党案できています。いま、わたしが申し上げたようなことがだいたい書いてあるんですがね。
(やっぱ、いまの時代のながれを考えると、そういうことはホント真剣に考えて行動にうつさないといけないタイミングかなというふうに思いますね。さて、あの、安倍さんね、あの、これまでにそのぉ、社会党政権時代に、村山談話とかですね、その民主党政権下ではま、管さんは日韓併合100年にさいして、自虐史観ともいうべき談話を発表してきたんですが、ま、この点に関してこれまでのその政権の国防、外交に対する危機意識は、このあたり安倍さんはどうお考えですか?)
ま、それぞれの談話はですね、そのときどきの政治状況というのがあるんですが、いちど出してしまった、閣議決定を経た談話というのはですね、これは外交的な意味合いをもちますので、これを変更するのはたいへんなんですよね。
で、日本というのはある意味では人がよくてですね、いちどあそこでですね、日本があたまをさげておけば、この問題に、終止符をうつことができるんではないか、と思うんですが、逆なんですね。
それをいつまでもですね、むこうはいわば、勝ち得たものとしてですね、ふりかざしてくるんですね。ええ、そのことにわたしたちはもっとはやく、気づくべきだったんだろうなと思います。
あの、まぁ、あたしも、反省点としてはですね、政権をとったときに、村山談話ではなくて、それを安倍談話に変えておくべきだったなと、ええ、思いますね。
(なるほどね。あのまぁその、ただしい歴史認識っていうのはね、これほんと僕、必要だと思ってるんですけど。ま、どうしたらただしい歴史を国民は学ぶことができるんですかね?)
あのぉ、歴史認識についてはですね、本来、政府が歴史はこうだったということをですね、認識を示すというのはおかしいんですね。
歴史認識というのは、これは歴史家に任せるべきであってですね、そんときの総理大臣なり政府というのはどうしても外交的関係を配慮せざるを得ない。となるとですね、ただしいことをただしいと言えない場合があるんですね。
だからこそ、歴史についてはですね、神のごとくそのときの権力者がこうだったということはひかえなければいけないんです。
それと同時にですね、ええ、ま、さまざまな、歴史には、見方があります。いまの、歴史、教科書がまずおかしんですね。ええ、これを変えてくためにはですね、やはり、常識なんですよ。常識のちからでですね、この状況にあたしは、風穴をあけてもらいたいなぁと思いますね。
(まぁそんななか、ねぇ、ときのいまのタイミングとしては、気になるのは、その中国のですねぇ、その尖閣諸島進出の問題とか、ま、北朝鮮のミサイル、それから普天間の基地の移設問題とか、まぁ、日本にせまるその国防、外交上の危機がですね、続発してると思うんですけども、このあたりはですねぇ、安倍さんはどのように認識してらっしゃいますかねぇ?)
あの、憲法との考え方で言えばですね、最初に申し上げましたように、ええ、前文にですね、平和を愛する諸国民にわたしたちの安全をまかしてる。ま、これ、おかしいですよね。
やっぱり、わたしたちの手で、断固としてまもるという意志と決意を示さなければ、まもることはできませんね。
たとえば尖閣。たしかに、日米安保条約の対象ですよ。実行支配をしてるんですから。しかし、たとえば、いまの日本の総理大臣が「いまここに中国が上陸してきたから、アメリカ、やってきてたすけてください」と言ってもですね、助けませんよ。
まずわたしたちが、命をかけてもまもるという決意を示さなければ、アメリカの若者は、あたしたちのために命をかけない。あたりまえですよね。
で、このことがですね、すぽっと抜け落ちちゃってるんですね。
これが日本にとっての最大の問題点だなぁ、これこそが、戦後、の、精神構造、ま、あたしがよくいっている戦後レジュームなんですね。
これから脱却していくことが、まず大切ではないかなぁと思いますね。
(ま、そういう意味ではこの集団的自衛権の必要性はですね、うったえてらっしゃると思うんですけれども、やっぱり集団的自衛権、じゃ、素朴な疑問ですけどね。なぜ必要なんでしょうか?)
集団的自衛権っていうのはですね、ま、いってみれば、生島さんとあたくしがぷらぷら歩いててですね、わるい人がやってきて、生島さんを殴ったとしますね。
だまって見てるのがいまの日本の立場ですよ。で、生島さんをやっつけたあと、どうするかっていうと、その、その人はね、こんどはあたしをやっつけてくるんですね。
だから生島さんを殴ったときにですね、わたしは生島さんと共同して彼らを、わるい人をやっつける。これが集団的自衛権の行使なんですが、これを行使しないということ自体がですね、こ、社会生活として、成り立つかどうか。成り立ちませんよ。あたりまえじゃありませんか。べつに、生島さんじゃなくたって、子どもだっていんですよ。
一緒に歩いてるの、生島さんのお子さんだとする。それをあたしが見捨てる。それがただしいと考えているのが、いまの日本の姿勢なんですよ。
これは、おかしいですよね。
ええ、ですから、集団的自衛権の行使、べつにこれは行使しなければいけない、ということではないんです。行使できるということなんですよ。
日米の同盟関係は、日米安保条約なんですね。日米安保条約は、第5条において、アメリカが日本をたすけるってことが書いてるんですね。アメリカが日本のために、ま、いのちをかける、と、いうことなんですね。
これ、逆はないんですよ。
条約上ですね、あたしたちは、その義務を負う必要はありません。
ま、しかし、たとえば、ミサイル防衛でいま、北朝鮮から飛んできたミサイルを日本は撃ち落とすことができます。この飛んできたミサイルはですね、東京に落ちるミサイルを撃ち落とすけども、グアムに飛んでいくミサイルは「あ、これ、グアムに飛んでいくから、これ、撃ち落とすのやめとこう」ということを1回でもやってですね、グアムで数万人の人がなくなったら、日米同盟はおわりですよね。あたりまえじゃないですか。
で、これ、撃ち落とせるようにするためには、集団的自衛権の行使、が、必要なんです。
あたりまえのことは、できるようにしておこう、と、いうことですね。しかし、それをやるかやらないかは、そのときどきの施策、判断だと、いうことになりますね。
(自衛隊のありかたというのは、どうお考えでしょうか?)
あのぉ、自衛隊というのはですね、これ、やはり、国際社会から見て、軍隊なんですよね。あたりまえじゃないですか。あのぉ、レベルとしてもですね、非常にレベルが高いです。
日々毎日訓練してますし、装備においても、第4世代の戦闘機というF15をですね、200機もってますね。イージス艦6隻もっている。たいへん高いレベルの、いわば、実力組織ですね。あのぉ、この、ちからによって日本はまもられてきたんですよ。なんによってまもられてきたかということをわたしたちは考えなければいけないんですが。
ええ、同時にですね、それは軍隊でない、ともいっている。これ、やっぱ、おかしいんですよね。
つまり、猫なのに、ネズミといってるようなもんなんですよ。猫はやっぱり猫ですよということを言う必要がありますね。
(安倍さんのこのぉ、憲法論議とかってのは、非常にわかりやすいですね。さて、最終ブロックですがぁ、ぜひともおうかがいしたいんですが。まず、素朴なぎもんです。日米同盟はなぜ必要なのか、このへんは安倍さんは、どうお答えになりますか?)
いま、世界でですね、自分の国1国だけで、自分の国の防衛ができる能力をもってる国というのはですね、ええ、もう、米国くらいでしょうかね。まぁ、あと中国がそうなっていくかもしれない。ええ、日本は、あぁ、核兵器を、核武装をしていませんね。ま、しかし、北朝鮮も核武装しようとしていますし、あるいはまた中国はすでに核武装していますね。
ええ、こういう国が日本に対して、核攻撃ができないようにするためには、もし、日本にその核兵器を使ったら報復をされますよ、報復される、核で報復される、これが抑止力になる。
日本、もっていない。で、日本のかわりにアメリカが使いますよということになればですね、ええ、核兵器を使うって言うこと、は、控える、ということになります。
で、日本とことをかまえれば、アメリカも敵にするということになればですね、日本に対する、武力行使をみんなためらいますよね。まぁ、世界でいちばんつよい国をまぁ用心棒としていると、いってもいいと思いますね。
で、この日米同盟によってですね、ま、さまざまな場面で、おたがいが協力していくことになります。ま、同盟関係っていうのはまさに、こ、信頼によって成り立ちますよね。
で、そういう関係ていうのは、安全保障だけではなくて、あらゆる面でおたがいに協力をしていこうということになっていくんですね。
ですから、まぁ、外交上も安全保障上もですね、日本はそれによっておおきな利益をえているといってもいんではないでしょうかね。
(そんななか、鳩山さん、小沢さんの動きがありまして、非常にこう、日米同盟ぎくじゃくというタイミングがありましたけれども、今後どうなっていくべきだと、安倍さんはお考えですか?)
あのぉ、ま、かつては、ま、アメリカはスーパーパワーでした。え、しかし、ま、財政状況もだんだん厳しくなるなかですね、何でもアメリカにすべてまかせるっていうわけにはいきませんし、ええ、日本も、おおきなちからをもってますから。
ええ、つまり、より対等な関係になっていく。ま、そのためには、当然、集団的自衛権の行使も必要なんですが、そのうえにおいてですね、対等な立場において、あらゆる問題に対して、世界中のあらゆる問題に対しておたがいが協力をして、その解決のために、ええ、努力をしていくと、いうことがたいせつではないかなぁと思いますね。
(ちょっとじゃぁ、この、こちら。日本国憲法の前文なんですけど、ま、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」とありますが、ま、そもそもこの前提がいまくずれていると感じるかた、多いと思うんですけど。ま、いっぽうで平和を愛する諸国民とはいえない国に対してはですねぇ、憲法は適用されないという見方、考え方もあるんですけども、この点は安倍さんはどうお考えですか?)
平和を愛する諸国民ってだれですか? ってことなんですよね。この66年間ですね、ではじゃぁその、国々ってのはぁ、国連の安全保障理事国ですか。アメリカだってずっと戦争してます、イギリスだってそうですよ。で、フランスだってそうでしょ。ロシアだってそうですよね。中国だってまさにそうじゃないですか。
どこもいないんですよね。ですからま、これ、インチキなんですよ。ね、これ、日本は、戦争に負けましたから、敗戦国がね、「おまえ、詫び状文書け」って詫び状文をね、しかも自分で書いたんじゃないんですよ。これはね、ええ、アメリカの、おぉ、いわば、25人のうちの1人がですね、たった1人の人物が実はこれ書いたんですよ。
でこれね、こう書いてあんですよ。このね、平和を愛する諸国民うんぬんのあとにね、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と。専制と隷従、圧迫と偏狭っていうのはね、なくさなければいけない、と考えている主語はね、日本人じゃないんですよ。こう考えてるのは、平和を愛する諸国民、この人たちがこう考えてるから、この人たちに褒めてもらおうじゃないか、とこう書いてあるんですね。
まことに、いじましいでしょ。こんないじましい文章をね、66年間もよくたいせつに拝んできましたよね。もういいでしょう、これは。
(さてその国民投票法がまぁ、成立したわけですけど、どうすればこの憲法改正にむけて前進できるんですかね?)
やはりですね、国民投票法ができました、ただ、残念ながらですね、国民投票法ができて、この3年間のあいだに、ええ、投票年齢をですね、ええ、この国民投票においては、ええ、20歳から18歳っていうことにしたんですね。
ええ、いわば一般の投票権は20歳ですね、それを18歳にしました。そのためのさまざまな民法との関係をちゃんと整理をする。あるいは、ええ、公務員の行為規制やなんかをちゃんと決めていくっていうことをですね、この3年間のあいだにやってこうってことだったんですけども、民主党がいっさいそれに応じなかったもんですから、できませんでした。しっかりとそのことをですね、まずわたしたちの責任でちゃんとやっていく。
と同時に、ええ、実際に、ええ、国民のみなさんが、この憲法改正に参加できるようにするためには、2/3を1/2にかえなければいけないと思いますね。
(じゃぁ、あのぉ、ほんとあっというまにね時間がたったんですけど、ま、最後にですね、この世界のリーダーとしての日本のあるべきすがた、この未来ビジョンですかね。これをぜひとも安倍さんのくちから聞かしていただきたいですけれども)
あのぉ、前文のこの最大の問題点の1つは、すべてを諸外国におまかせをします、という態度なんですよ。そうではなくて、あたしたち自身がですね、世界の理想のすがたはこうあるべきだ、ということをどうどうと述べるべきなんですよ。
え、そして、アジアはこういう世界にしていきたい、と。そのなかにおいて、日本はこういう責任をはたしていきますよ、その責任も明確にしていく。これがいま、日本が世界からもとめられている姿、ではないかなぁと思いますね。
ま、中国がたとえば、南シナ海、東シナ海でですね、ええ、我が物顔にですね、資源を自分たちのものにしようとしている、かのごとくの行動をとってますね。また、空母艦隊を3隻もとうとしている。
そういうなかで、アジアの国々はやっぱり日本にもっと役割を果たしてもらいたいなぁと思ってるんですよ。そんなかで、そういう安全保障においての役割をしめしていくうえにおいてはちゃんと理想をしめして、そういう理想のなかでみなさんと協力してこういう行動をしていきますよということをですね、ええ、アジアの人たちに宣言をしていく、そのうえにおいて、行動していくことが日本がもとめられているのではないかと思いますね。
(やはりもういまこういう時代になってきましたから、このうやむやな姿勢ということではなくて、はっきりこの部分はやりますよ、ということを明確に世界に向かってアピールする姿が重要ってことですね)
そういうことなんですよ。
(ま、そういう点では、やはりあの政治のリーダーシップ、これは本当におおきいですよね。)
あのやはり、政治のリーダーシップがあってはじめてですね、地域の平和や安定は確保できるんだろうなと思います。
(やもう、安倍さんにはですね、これからますます、やらなければいけないですね、あの責務は大きいと思いますので。またちょっとこの、ぐわぁっとねじを入れて、がんばっていただきたいなと。ほんとに今日はどうもありがとうございました。)
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